特養からおおきなわ

福祉について発信します

特別養護老人ホーム4

 介護保険制度により特養はどのように変ったのでしょうか。
 一番大きいのは措置から契約へと変った事だと思いますが、今回は会
計について振り返りたいと思います。

 

 平成11年度決算までは社会福祉法人の経理規程準則に法り会計を行
っていました。収入は措置費であり、決算書は本部(法人)会計と施設会
計に分かれそれぞれで貸借対照表、資金収支計算書を作成し、固定資
産物品(10万以上備品)は購入時の価格で管理され減価償却がありま
せんでした。

 介護保険制度導入に合わせ社会福祉法人会計基準もしくは指導指針
 による会計処理を行うこととなり、決算書類も貸借対照表と収支計算書に
加え事業活動計算書、介護サービス事業別事業活動計算書が作成さ
れ減価償却も導入されることとなりました。