特養からおおきなわ

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長寿全国一 復活目指す

 9月9日午前、沖縄県は県知事をトップに部長級でつくる推進本部を発足させ、2040年に平均寿命で男女とも全国一に返り咲く長期的な目標を確認しました。その会で仲井真県知事は

「沖縄県の誇りと自慢であった健康・長寿が、ある意味でガタガタになっている。息の長い運動になるが、各部で力を合わせて目標達成に取組みたい」と語りました。

県は現状の課題について
①平均寿命の延びの鈍化
②壮年期の死亡率の高さ
③健康意識が浸透しない
があると判断。

 肥満者の割合が増え、平均寿命のデータを押し下げている格好の20~64歳の働き盛り世代の健康回復に力を入れる考え。

 働き盛りの世代の健康を取り戻すことによって、個人の生活の質の低下や各産業への悪影響を回避するという視点も盛り込む。

 県増進課の課長は「家庭や地域、企業で大黒柱が亡くなるダメージは大きく、県全体の社会活動の低下に繋がり兼ねないと指摘しています。
9月10日 琉球新報一面より要約

 健康が低下すると社会活動も低下する。社会活動が低下するから健康も低下するなのか。
 この長寿目標に沖縄の未来がかかっているのではないでしょうか。