特養からおおきなわ

福祉について発信します

 介護保険事業 起業! 利用!

介護保険事業所で働いていると、独立起業して有料老人ホーム、デイサービスをする話しをよく聞きます。

 実際、介護保険実施以降、何名かの同僚が起業しました。
 その内の1人は事業開設10年を迎え、複数の事業所を展開しており、銀行とのやりとり、経営について、職員待遇の話し等とても参考になります。例えば交換勤務を引き受けた職員への手当。歓送迎会、忘年会の翌日の出勤手当。満床手当など自身が特養、老健で働いた経験をもとに考えられたもので、話を聞くだけでもとても参考になります。その分、給与計算は大変ということですけど。
 
 有料老人ホームとデイサービスの組み合わせが多いのですが、それらの事業所が特養や老健に入れない方々を支えている事実もあります。
 しかし、事業所の良し悪しが利用する側からは見えにくいと感じます。それは介護保険事業所全体に言えることだと思うのですが、料金、施設の設備、大きさだけでは分かりません。

 施設への入所を考えるのであれば、いくつかの施設を実際に見学し担当者から話しを聞くことがとても大切だと思います。
 アドバイスとしては
 ①匂い ②職員の態度(明るい 挨拶等) ③利用している方の身だしなみ            

 ④ホール 居室の整頓

 これらは、見学でも分かります。

 聞けるのであれば
 ①職員の数 ②加算の種類 ③料金(これはもちろん聞けます) でしょうか。

 ※有料老人ホームの場合、日中はデイサービスに通う というのが多いので、その料金の   

  確認も必要です。

 

 ただ、どこの事業所でも100点満点という事は難しいので

 家族、本人が求めているレベルと、施設が出来るレベルの確認が必要だと思います。

 

 話しは変わり先日、介護福祉士養成専門学校と介護実習普及センターの先生と話しをしてきました。事業所の理念と職員教育が行き届いているのか。それが高齢者へのサービスに影響するという話しを聞くことができたのですが、別々の場での話で同じような事を聞くことが出来ました。面白いですね!