特養からおおきなわ

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晴れときどき雨 2話(生活相談員) あいさつを交わした後

 あいさつを交わした後、
 机の上を軽く整理し今日の仕事の再確認をする。

 

 

 私の仕事は介護老人福祉施設生活相談員で、忙しくも充実した毎日を送っている。

 食堂ホールに向かうと職員の声と利用者の声が聞こえてくる。いつもの光景だ。

 

 「どうぞたくさん頂いてください」
 「はい、みそ汁ですよ~」

 「お茶をどうぞ」

 食事をしている方の何名かは何かしらの介助を必要としている。

 自力では食べられない。途中で手が止まってしまう。かなりな時間を要する。

 半分側を残す。食事を食事として見ず粘土のように遊んでしまう。 

 そして胃瘻、経鼻の方。

 私も食事介助を受けている利用者さんにあいさつしながら声をかける。

 「おはようございます」 「おいしいですか~」 「しっかり頂いてくださいね」
 
 

 

  

 こうして、ひと通り声をかけながら状態もそれとなく見ているのだが、

 

 その声かけに工夫が必要だなと最近考えている。

つづく