特養からおおきなわ

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晴れときどき雨 6話(生活相談員) 生活相談員の仕事は多岐にわたる

 生活相談員の仕事は多岐にわたるが、一番大きいのは入退所の管理だろう。報酬に関わる事なので欠員を長く出してはいけない。常に申込者の管理と援助が必要なのである。

 次は預り金管理だろう。施設にもよるが入所者の通帳を預る所も多く、その出納管理を生活相談員が行うことが多いと思う。

 私は10年前に介護職として施設に就職し、2~3年した頃に当時の生活相談員が退職しこの職に就く事になった。

 社会福祉施設というのは退職者が多いというイメージもあるが、他の職種と比較した事はないので、実際の所は分からない。

 退職する理由は人間関係、給与関係と様々だと思うが、自身が考えている福祉を実現させたいというものも多く、それは他の事業所への転職であったり、介護保険制度導入後は自身で事業を起す方も増えている。実際に同僚でもおり、他の施設からもその話は良く聞く。

 自身の福祉の実現。しかし、それには経営というものもついてくる。
 その両方が実現できれば素晴らしいだろうなと思う。

 まあ、自分自身は現在の職で自分が考えている福祉を実現させたいと思っているのだが。

 つづく