特養からおおきなわ

福祉について発信します

晴れときどき雨 9話(介護職)  介護の仕事は何をするの?

介護の仕事は何をするの? って、よく聞かれる。

 そのたびに上手く説明できないもんだから、とても、もどかしい思いをするのだけど。

 特養の仕事って なんて言えばいいのかな〜
 ん〜  とりあえず朝の仕事から考えてみようかな。

 早番勤務は7時からで、出勤するとすぐ利用者を起さないといけないんだけど、自分で起き上がれる方も少なくて、ほとんどの方を車イスに乗せたり、側について歩いたりと、起床して洗面して、食堂ホールへって所から始まる。

 食事の準備、食事介助、片付、お部屋への誘導、そして入浴って、朝はホント忙しい。

 入浴の介助も楽しいけど、一人で大勢の方を介助しないといけないから焦る事も多いな~ 楽しみにしている方がほとんどだから、ゆっくり入って欲しいんだけど。

 トイレ介助、オムツ交換も慣れるまでは大変だったな~

健康管理の面でとても大切な事だから、今では観察もしっかりとやってるけど。

 そういえば主任が面接の時に言っていたっけ。

 「人が生活する上で行う行為に対して援助をするのが仕事です」
 って。
まあ、それだけではなくて、最近では「科学的な介護」をテーマに、おむつゼロ、骨折ゼロ、胃ろうゼロ、拘束ゼロ、褥瘡ゼロ。 「え~ すべてゼロなの~!?」 みたいなのと、認知症ケア、リハビリテーション、口腔ケア、看取りケアの4つ自立支援。 「うわ、完璧じゃん」 というものまで求められているんだからホント大変。
 こうして考えるとやる事多いな~ 

 そういえば、明日はサービス担当者会議だったけ。私の担当である鈴木さんが対象だったな。

 施設のケアマネージャーがこのサービス担当者会議をまとめるんだけど、
 介護職に看護職、生活相談員、管理栄養士、訓練員とそれぞれの専門職が関わるからね。ケアマネージャーも大変だろうな~。
  

つづく